おすすめ高配当株_1:サカイ引越センター

サカイ引越センター(9039)は国内引越し業者の大手企業です。
皆さんご存知の通り、パンダのキャラクターで有名な会社ですね。

ポコ象も100株所有しており、配当金・優待・業績ともに優れているので、
ぜひこの記事を読んで、購入材料の一つになればうれしいです。

サカイ引越センター:まとめ

※以下、2025年10月時点の情報となります。
        株価:2,877円
  1株当たり配当金:97円 (中間:15円、期末:82円)
 100株当たり配当金:9,700円
      配当性向:44.99%
     配当利回り:3.37%
      株主優待:あり (最低投資金額:287,700円)
   実質配当利回り:4.76% (※1)
 (※1)100株、優待として「お米(4000円相当)」とした場合で計算
  実質配当利回り = 配当金(9700円)+株主優待(4000円) / 株価(287700円 )× 100

材料1:配当情報

※以下、2025年10月時点の情報となります。
※配当を受け取るには、「権利確定日」に株主名簿に登録されている必要があります。
サカイ引越センターの配当方針は、
   「連結配当性向 35%以上を目安に、安定した配当を継続的に行うこと」
と明示されており、1株当たりの配当金は97円となっています。(2025年3月期)
下図は過去10年間の配当実績となります。配当金は年々増配しており、株主への還元意識が強い企業と判断することができます。

材料2:優待情報

サカイ引越センターは、3月期と9月期において、持株数に応じた株主優待があります。
※優待を受け取るには、「権利確定日」に株主名簿に登録されている必要があります。

ポコ象も100株所持していたため、実際に受け取ったことのある内容について説明します。
3月期に100株持っていると、4月頃に優待のハガキが届き、以下から1つ選択できます。
※実際には6月頃に届くような感じです。

    ・① 岩手県産銀河のしずく5kg
    ・② QUOカード 2,000円相当
    ・③ 堺市世界遺産保全活用推進基金へ寄附

2025年のご時世では、お米の高騰が続いており近所のスーパーでさえ、お米5kg 4000円
前後します。QUOカードも魅力的ですが、ポコ象はお米に惹かれてしまいます。。。
それを優待でもらえるだけでも生活が楽になっていることを実感できますね。

ここからは未体験の世界になりますが、公表されている優待情報になります。
300株所持すると、上記3月期に加えて、9月期にも以下から1つ選択することができます。
※実際には11月頃に届くような感じです。

    ・① 岩手県産銀河のしずく5kg
    ・② QUOカード 2,000円相当(3年以上の長期優待:3,000円相当)
    ・以下抽選特典(3年以上の長期優待)
     ・上野動物園 優待券 ペア100組200名様
     ・大阪エヴェッサホームゲーム観戦チケット ペア30組60名様

え、またお米もらえるの?ってポコ象は思ってしまいますが、
年2回ももらえるなんてありがたいですね~。ありがとうございます!!!
頑張って300株までコツコツ買って、お米もらうぞ~。

材料3:決算情報

高配当株投資において、配当利回りだけでなく、その企業が安定して配当金を還元してくれるか考えて投資しないといけません。その判断材料として、企業の決算報告情報が大事になってくるわけですね。
ポコ象が投資対象として判断している材料として、以下を基準としています。
その中でサカイ引越センターが投資対象と判断した根拠も載せていますので、ご参考にして下さい。

3-1.売上実績 ※クリックすると補足が展開します

下図は過去10年の売上実績になります。コロナ禍があったにもかかわらず、売上を伸ばしているのは凄いことですよね。コロナウイルスによる感染拡大によって、外出の制限、テレワークが普及し、在宅しやすい家に引っ越したりする機会が増えたことが背景としてあると思います。他業種の景気が落ち込んでいる中、景気に左右されない業界(ディフェンシブ)であることも強みですね。

3-2.EPS(1株当たり純利益) ※クリックすると補足が展開します

下図は過去10年のEPS実績になります。EPSについては、この数値が優秀などという指標はありませんが、年々増加していることによって、企業が過去と比べて成長していると判断できます。
 ※EPS = 当期純利益÷発行済株式数
 ※当期純利益とは、企業が1事業年度(通常は1年間)に上げた収益から、
  税金費用を含むすべての費用を差し引いた利益のことです。

3-3.営業利益率 ※クリックすると補足が展開します

下図は過去10年の営業利益率実績になります。営業利益率は、売上高に対する営業利益の割合を指し、企業が本業でどれだけ効率的に利益を上げているかを示す重要な指標です。
上場企業の平均が7%程度のため、サカイ引越センターは数値だけで見ても平均以上であり、優秀な企業と判断できます。
 ※営業利益率 (%) = 営業利益 ÷ 売上高 × 100

3-4.自己資本比率 ※クリックすると補足が展開します

下図は過去10年の自己資本比率の推移になります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値と言われていて、高いほどよいと言われています。
サカイ引越センターは、2025年3月期だと、総資本の3/4を自己資本としているため、安定していると判断できると思います。
 ※自己資本比率(%) = 自己資本 ÷ 総資本 × 100

3-5.キャッシュフロー ※クリックすると補足が展開します

下図は過去10年のキャッシュフローの推移になります。一言に言っても、キャッシュフローには複数の要素があり、営業・投資・財務・設備投資などがあります。
ポコ象はキャッシュフローを見て、以下の指標で判断しています。
 ・営業キャッシュフロー:プラスになっているか。
   ⇒マイナス:稼いだキャッシュより支払ったキャッシュの方が多いことを意味します。
 ・投資キャッシュフロー:マイナスになっているか。
   ⇒マイナス:一般的に積極的な設備投資ができている状況と判断します。
 ・財務キャッシュフロー:マイナスになっているか。 ★判断が難しい・・・
   ⇒投資キャッシュフロー、設備投資がマイナスになっている場合、問題なしと判断します。
    マイナス:設備投資のための借入であればOK!借入金の返済や配当のみであればNG!
 ・フリーキャッシュフロー:プラスになっているか。
   ⇒設備投資や株主への配当など、企業の成長につながる活動に投入できる資金が
    増えていることを意味します。
 ・設備投資フロー:マイナスになっているか。
   ⇒マイナス:一般的に積極的な設備投資ができている状況と判断します。