オカムラ(7994)はオフィス家具の大手企業です。
皆さんの会社の会議室でも使われていたりすると思います。
ポコ象の勤めてる会社の会議室にもありました。意外と身近にあったりしますね。
ポコ象も100株所有しており、配当金・業績ともに優れているので、
ぜひこの記事を読んで、購入材料の一つになればうれしいです。
オカムラ:まとめ
※以下、2025年10月時点の情報となります。
株価:2,278円
1株当たり配当金:94円 (中間:45円、期末:49円)
100株当たり配当金:9,400円
配当性向:40.35%
配当利回り:4.12%
株主優待:なし
PER:9.87倍
PBR:1.25倍
材料1:配当情報
※以下、2025年10月時点の情報となります。
※配当を受け取るには、「権利確定日」に株主名簿に登録されている必要があります。
オカムラの配当方針は、
「配当性向は、前中期経営計画より引き上げ、40%以上を安定的に維持する」
と明示されており、1株当たりの配当金は94円となっています。(2025年3月期)
下図は過去10年間の配当実績となります。配当金は年々増配しており、株主への還元意識が強い企業と判断することができます。配当性向も40%であれば、企業が無理して配当金を捻出していないことも分かるし、今後の増配も期待できますね。


材料2:優待情報
オカムラは、株主優待はありません。その分、配当金で株主還元をしてくれています。
材料3:決算情報
高配当株投資において、配当利回りだけでなく、その企業が安定して配当金を還元してくれるか考えて投資しないといけません。その判断材料として、企業の決算報告情報が大事になってくるわけですね。
ポコ象が投資対象として判断している材料として、以下を基準としています。
その中でオカムラが投資対象と判断した根拠も載せていますので、ご参考にして下さい。
3-1.売上実績 ※クリックすると補足が展開します
下図は過去10年の売上実績になります。コロナ禍があったにもかかわらず、売上を伸ばしているのは凄いことですよね。コロナウイルスによる感染拡大によって、テレワークが普及し、テレワーク環境を整える機会が増えたことが背景としてあると思います。他業種の景気が落ち込んでいる中、景気に左右されない業界(ディフェンシブ)であることも強みですね。

3-2.EPS(1株当たり純利益) ※クリックすると補足が展開します
下図は過去10年のEPS実績になります。EPSについては、この数値が優秀などという指標はありませんが、年々増加していることによって、企業が過去と比べて成長していると判断できます。
※EPS = 当期純利益÷発行済株式数
※当期純利益とは、企業が1事業年度(通常は1年間)に上げた収益から、
税金費用を含むすべての費用を差し引いた利益のことです。

3-3.営業利益率 ※クリックすると補足が展開します
下図は過去10年の営業利益率実績になります。営業利益率は、売上高に対する営業利益の割合を指し、企業が本業でどれだけ効率的に利益を上げているかを示す重要な指標です。
上場企業の平均が7%程度のため、オカムラは数値だけで見ても平均に近い数値であり、
年々増加傾向が見受けられ、優秀な企業と判断できます。
※営業利益率 (%) = 営業利益 ÷ 売上高 × 100

3-4.自己資本比率 ※クリックすると補足が展開します
下図は過去10年の自己資本比率の推移になります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値と言われていて、高いほどよいと言われています。
オカムラは、2025年3月期だと、総資本の約2/3を自己資本としているため、安定していると判断できると思います。
※自己資本比率(%) = 自己資本 ÷ 総資本 × 100

3-5.キャッシュフロー ※クリックすると補足が展開します
下図は過去10年のキャッシュフローの推移になります。一言に言っても、キャッシュフローには複数の要素があり、営業・投資・財務・設備投資などがあります。
ポコ象はキャッシュフローを見て、以下の指標で判断しています。
・営業キャッシュフロー:プラスになっているか。
⇒マイナス:稼いだキャッシュより支払ったキャッシュの方が多いことを意味します。
・投資キャッシュフロー:マイナスになっているか。
⇒マイナス:一般的に積極的な設備投資ができている状況と判断します。
・財務キャッシュフロー:マイナスになっているか。 ★判断が難しい・・・
⇒投資キャッシュフロー、設備投資がマイナスになっている場合、問題なしと判断します。
マイナス:設備投資のための借入であればOK!借入金の返済や配当のみであればNG!
・フリーキャッシュフロー:プラスになっているか。
⇒設備投資や株主への配当など、企業の成長につながる活動に投入できる資金が
増えていることを意味します。
・設備投資フロー:マイナスになっているか。
⇒マイナス:一般的に積極的な設備投資ができている状況と判断します。

